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元離宮二条城 ライトアップ清水寺 東福寺
萬殊院門跡 園光寺 詩仙堂(丈暫寺山荘)


2002年の京都のあまりの紅葉の美しさにひかれ、再度11月23日、24日と今度は家族4人で行ってきました。
ところが、昨年素晴らしかった清水寺の紅葉は見るも無惨。色むら、紅葉せずに落葉と夜だから何となく見られる程度。それなのに人出は昨年の数倍、歩くのもままならず、そうそうに引き上げました。やはり深々と冷えるようでなくては綺麗に紅葉しないみたいです。
翌日の東福寺はまあまあ、でもあまりの人出にうんざり。洛北の萬殊院や金福寺、園光寺、詩仙堂などは綺麗でした。京都といっても場所によって紅葉が全く違うみたいです。

初日は夜は清水寺に決めていましたが、昼は息子の希望で二条城と三十三間堂に行きました。特に三十三間堂は思い入れがあったようで、何時までも出てきませんでした。
この時期の京都は大渋滞ばかり、二条城から三十三間堂までタクシーで普段10分のところが40分以上、それも脇道に入ってもらってです。地下鉄が東京ほど無いのでどうしてもタクシーになってしまいます。移動に時間がかかり、予定が立てにくく困ったものです。その渋滞の元は我々観光客ですが。

紅葉の時期の京都をイメージした落ち着いた茶系でまとめてみました。


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元離宮二条城

まずはパンフレットから二条城のご紹介。
1603年徳川家康が、京都御所の守護と将軍上洛のときの宿泊所として造営した。1867年15代将軍慶喜の大政奉還により朝廷のものとなり、1884年離宮となり、1939年京都市に下賜された。
二の丸御殿(国宝)や二の丸庭園、内壕、本丸、天守閣跡、清流園と見て回りましたが、残念ながら紅葉はあまり良くありませんでした。 でも、紅葉は別としてここまでゆっくり見たのは初めて、良かったです。

中の写真は息子(清悟)作、紅葉が美しくないのがよく解ります。右の写真が二人でいると何時もくっつている妻と娘です。私のコートを持ってもらっているぐらい暖かいのですから綺麗な紅葉は望めないわけです。










ライトアップ清水寺

ライトアップされた紅葉は昨年に比べものにならないので、控えめに、一応見られる写真をチョイス。
下段右は清水寺に行く前にジェイアール京都伊勢丹9階市場小路(るるぶに載っていたので食事にGO)から撮った京都タワーです。京都タワーも昼はこれ何?という感じですが、ライトアップされると幻想的。











東福寺

東福寺派の大本山。約5万坪の敷地に国宝の三門や重要文化財が立ち並ぶ。苔と敷石が市松模様を織りなす方丈庭園や本堂と開山道を結ぶ通天橋からの眺めが有名。
で、行ってみると紅葉はまあまあ、ただ人出の多さにびっくり。歩けないのです。写真のスポットは順番待ち、昨年の渡月橋以上かも。
下段3枚は清悟作。右の写真なんか個人的に好きですね。左の写真で人、人、人が解ります。中央に見えるのが通天橋ですが、残念ながらここからの紅葉は薄い陰がかかったような色でイマイチでした。それに後ろから人に押され、ラッシュ時のホームみたい、ゆっくり観賞なんて・・とてもとても。
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萬殊院門跡

竹の内門跡ともよばれる洛北屈指の門跡寺院。元は比叡山西塔にあったが、明暦2年(1656年)に桂離宮を造った八条宮智仁親王の子、良尚法親王によりこの地に建てられた。数寄屋作りの大書院は重要文化財で、江戸初期の書院建築。桂離宮と様式が似ている。

ここの紅葉は良かったです。天気があまり良くなかったのでちょっと写真にするとぼけた感じではありますが。下段左は娘作です。











園光寺

徳川家康が教学の発展のために設立した学校が始まり。当時の木製活字などの重要文化財も見ることが出来る。境内には澄んだ音を聞かせる水琴窟もあり、栖龍池がある庭園は新緑、紅葉が美しい。

下段中央の左に出ている竹が水琴窟です。なんと表現して良いのか解りませんが、澄んだ音というより幻想的な音といった方がぴったりします。紅葉は赤一色、黄一色というほど鮮やかではありませんでしたが、何か気持ちがゆったり出来る庭でした。どうも石庭みたいなのより木がいっぱいの方が自分にはあってます。











詩仙堂(丈暫時山寺)

江戸時代の文人であり、煎茶の開祖である石川丈山が31年間隠棲した草庵跡。詩仙堂の名は狩野探幽筆による「中国三十六歌仙像」を四方の壁に掲げた、詩仙の間を中心にしていることから。

思ったより狭いところで、紅葉も色がイマイチでした。どうも、まだじっと座って心静かに庭を観賞する程の心境になっていないようで、そんな人たちを見ると、何しているんだろうと思ってしまいます。











昨年にひき続きの京都でしたが、ちょっと紅葉に期待し過ぎました。年によって紅葉は当たり外れがありますよね。
もっと古都、京都を観賞すれば良かったような気がします。でも、やっぱりもう一度行きたいな。




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