「そうだ、京都行こう」のコマーシャルに誘われて、2002年11月22日、23日と久しぶりに京都に行きました。紅葉の時期は初めてでしたが晴天に恵まれすばらしい紅葉を満喫出来ました。今回は夜のライトアップされた清水寺と嵯峨・嵐山でしたが次回は洛東や洛北いや洛西の方にも行ってみたいなと、夢は広がる。桜の時期も良さそうだし。といって何時のことだか。 紅葉の時期の京都をイメージした落ち着いた茶系でまとめてみました。 クリックすると大きく見られます。 前に戻るときは「戻る」をクリックして下さい。 ライトアップ清水寺 まずはパンフレットから清水寺のご紹介。 宝亀11年(780)坂上の田村麻呂の発願で延鎮上人が開創。本堂は徳川家光の援助で寛永10年(1633)に建てた舞台造りで、巨大な材木を組み合わせた束柱に支えられ、断崖の上に架かっている。春は桜、秋は紅葉に彩られ、市内の眺望が素晴らしい。夜の清水寺は昼より遙かにすばらしいものでした。風は無かったのですがさすがに冷え込んで来る中、ライトアップされた紅葉が幻想的で本当に時の経つのも忘れるくらいでした。夜の紅葉9景です。 左は仁王門、中は宙に浮いたような随求堂、そして右は清水の舞台造りが左に見られます。これらは三脚を持って行かなかったので、1脚を使用しての自動撮影です。 三脚を使用して長時間露光をすればもっと美しく撮れたと思いますが。 清水寺記念撮影 やはり観光地に行けば記念撮影です。撮ってあげたり撮られたり。でも撮りましょうかと声を掛けて撮ってあげるのは若い娘ばかりですけど。でも、清水寺で撮ってくれた人は皆上手でした。 人の記念撮影を拡大して見てもつまらないでしょうから、ここの写真はクリック出来ません。 龍安寺 石庭で有名な龍安寺です。まずはパンフレットからご紹介。 徳川寺家の山荘を宝徳2年(1450)細川勝元が譲り受けて建立したが、応仁の乱で消失し、勝元の子、政元によって明応8年(1499)再建された。しかし寛政9年(1797)火災で方丈、仏殿、開山堂などを失った。現在の方丈は、その時の西源院の方丈を移築したものである。上段左の写真は龍安寺を紹介する時は必ず出てくる庫裡につながる石段です。が、観光客が多くて・・。もっとも自分たちもその一員ですが。 中の写真が石庭、しばらく座っていましたが、良さが伝わってくるほど頭がまだ世間離れしていませんでした。石群の鑑賞は見る人の思想、信条によって解釈が多岐に渡るそうです。難しい。 右と下段左は鏡容池、別名おしどり池です。ここも良くテレビなどで紹介されますね。上段右と中段右は鏡容池の遊歩道での写真。どこで撮っても同じようですがあまりに紅葉がきれいなので。 仁和寺 仁和寺は平成6年国連の世界遺産に登録されました。まずはパンフレットからご紹介。 宇多天皇の仁和4年(888)創建。譲位後この寺に御室を営み、依頼御室御所といわれた。境内の桜は樹が低く遅咲き(4月中旬)で名高い。 重厚な二王門も抜けて本坊表門から入ったところが上段左の写真です。 上段左は宸殿から見た勅使門と南庭。下段左は宸殿から見た北庭と五重塔です。白川砂の庭に落ちた紅葉が印象的でした。 この頃から少しは芸術的な写真をという気持ちはなくなり、記念撮影に徹しようと決めました。何しろ観光客が多くて。 天龍寺廻り 嵐山にある天龍寺です。パンフレットからご紹介。 歴応2年(1339)足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔うために夢窓国師を開山として創立した。8度の火災で創立当時の面影はとどめていない。 天龍寺は参道を散策しましたが、史跡、特別名勝に指定されている庭園を見逃しました。今思うと非常に残念、悔しい。といって今更悔やんでも・・どうしようもないし。で、「天龍寺廻り」です。 渡月橋 ある雑誌に紹介された嵐山の一節。晩秋の嵐山。移ろう紅葉は圧倒的な美しさを誇る。そして錦繍の時も終わる初冬、急に冷え込みが襲うと山はうっすらと雪化粧し、幽境の世界が現れる。雪はなくても圧倒的な美しさの紅葉を期待して行きました。そこで見たものは人、人、人。渡月橋は人をかき分けなければ渡れません。岩田山は渡月橋から見ると既に日陰に入り、紅葉もぱっとしません。ちょっと期待外れ。 大覚寺 京都の一日、最後に訪れたのが大覚寺。例によってパンフレットからご紹介。 嵯峨天皇の離宮の後を貞観18年(876)寺に改め、歴代法親王が住持し嵯峨御所といわれた。客殿は桃山時代(16世紀後半9の建築で襖絵は狩野山楽の作と伝えられる。上段左の中の写真は大玄関松の間での記念撮影専用みたいなところ。入れ替わり立ち替わり順番待ちで大変です。 意地でも待って記念撮影。 大覚寺の中には大きな庭園はありませんが、紅葉はきれいでした。ただ、既に午後3時過ぎで色が出にくくなって来たのが残念。 下段右は有名な「大沢の池」。観月の名所であり、仲秋の名月には龍頭鷁首(りゅうとうげきす)の船を浮かべて月見を楽しむそうです。後ろにその船がみえます。 久しぶりの京都でしたが、春の桜、秋の紅葉と古都にすごく似合っているような気がします。 古い寺院と庭園が彩られた自然の山を借景に、より贅沢な散策の時間を与えてくれる気がします。 もう一度行きたいな。 このWebサイトに関する質問やコメントについては をお送りください。
「そうだ、京都行こう」のコマーシャルに誘われて、2002年11月22日、23日と久しぶりに京都に行きました。紅葉の時期は初めてでしたが晴天に恵まれすばらしい紅葉を満喫出来ました。今回は夜のライトアップされた清水寺と嵯峨・嵐山でしたが次回は洛東や洛北いや洛西の方にも行ってみたいなと、夢は広がる。桜の時期も良さそうだし。といって何時のことだか。 紅葉の時期の京都をイメージした落ち着いた茶系でまとめてみました。 クリックすると大きく見られます。 前に戻るときは「戻る」をクリックして下さい。
まずはパンフレットから清水寺のご紹介。 宝亀11年(780)坂上の田村麻呂の発願で延鎮上人が開創。本堂は徳川家光の援助で寛永10年(1633)に建てた舞台造りで、巨大な材木を組み合わせた束柱に支えられ、断崖の上に架かっている。春は桜、秋は紅葉に彩られ、市内の眺望が素晴らしい。夜の清水寺は昼より遙かにすばらしいものでした。風は無かったのですがさすがに冷え込んで来る中、ライトアップされた紅葉が幻想的で本当に時の経つのも忘れるくらいでした。夜の紅葉9景です。
左は仁王門、中は宙に浮いたような随求堂、そして右は清水の舞台造りが左に見られます。これらは三脚を持って行かなかったので、1脚を使用しての自動撮影です。 三脚を使用して長時間露光をすればもっと美しく撮れたと思いますが。
やはり観光地に行けば記念撮影です。撮ってあげたり撮られたり。でも撮りましょうかと声を掛けて撮ってあげるのは若い娘ばかりですけど。でも、清水寺で撮ってくれた人は皆上手でした。 人の記念撮影を拡大して見てもつまらないでしょうから、ここの写真はクリック出来ません。
石庭で有名な龍安寺です。まずはパンフレットからご紹介。 徳川寺家の山荘を宝徳2年(1450)細川勝元が譲り受けて建立したが、応仁の乱で消失し、勝元の子、政元によって明応8年(1499)再建された。しかし寛政9年(1797)火災で方丈、仏殿、開山堂などを失った。現在の方丈は、その時の西源院の方丈を移築したものである。上段左の写真は龍安寺を紹介する時は必ず出てくる庫裡につながる石段です。が、観光客が多くて・・。もっとも自分たちもその一員ですが。 中の写真が石庭、しばらく座っていましたが、良さが伝わってくるほど頭がまだ世間離れしていませんでした。石群の鑑賞は見る人の思想、信条によって解釈が多岐に渡るそうです。難しい。 右と下段左は鏡容池、別名おしどり池です。ここも良くテレビなどで紹介されますね。上段右と中段右は鏡容池の遊歩道での写真。どこで撮っても同じようですがあまりに紅葉がきれいなので。
仁和寺は平成6年国連の世界遺産に登録されました。まずはパンフレットからご紹介。 宇多天皇の仁和4年(888)創建。譲位後この寺に御室を営み、依頼御室御所といわれた。境内の桜は樹が低く遅咲き(4月中旬)で名高い。 重厚な二王門も抜けて本坊表門から入ったところが上段左の写真です。 上段左は宸殿から見た勅使門と南庭。下段左は宸殿から見た北庭と五重塔です。白川砂の庭に落ちた紅葉が印象的でした。 この頃から少しは芸術的な写真をという気持ちはなくなり、記念撮影に徹しようと決めました。何しろ観光客が多くて。
嵐山にある天龍寺です。パンフレットからご紹介。 歴応2年(1339)足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔うために夢窓国師を開山として創立した。8度の火災で創立当時の面影はとどめていない。 天龍寺は参道を散策しましたが、史跡、特別名勝に指定されている庭園を見逃しました。今思うと非常に残念、悔しい。といって今更悔やんでも・・どうしようもないし。で、「天龍寺廻り」です。
ある雑誌に紹介された嵐山の一節。晩秋の嵐山。移ろう紅葉は圧倒的な美しさを誇る。そして錦繍の時も終わる初冬、急に冷え込みが襲うと山はうっすらと雪化粧し、幽境の世界が現れる。雪はなくても圧倒的な美しさの紅葉を期待して行きました。そこで見たものは人、人、人。渡月橋は人をかき分けなければ渡れません。岩田山は渡月橋から見ると既に日陰に入り、紅葉もぱっとしません。ちょっと期待外れ。
京都の一日、最後に訪れたのが大覚寺。例によってパンフレットからご紹介。 嵯峨天皇の離宮の後を貞観18年(876)寺に改め、歴代法親王が住持し嵯峨御所といわれた。客殿は桃山時代(16世紀後半9の建築で襖絵は狩野山楽の作と伝えられる。上段左の中の写真は大玄関松の間での記念撮影専用みたいなところ。入れ替わり立ち替わり順番待ちで大変です。 意地でも待って記念撮影。 大覚寺の中には大きな庭園はありませんが、紅葉はきれいでした。ただ、既に午後3時過ぎで色が出にくくなって来たのが残念。 下段右は有名な「大沢の池」。観月の名所であり、仲秋の名月には龍頭鷁首(りゅうとうげきす)の船を浮かべて月見を楽しむそうです。後ろにその船がみえます。
久しぶりの京都でしたが、春の桜、秋の紅葉と古都にすごく似合っているような気がします。 古い寺院と庭園が彩られた自然の山を借景に、より贅沢な散策の時間を与えてくれる気がします。 もう一度行きたいな。
このWebサイトに関する質問やコメントについては をお送りください。